Googleマップ デジタル海外旅行ガイド

Googleマイマップで作る自分だけの海外旅行ナビツール

2019年10月6日

デジタル・ツールを活用して海外旅行を200%楽しむ法【第5回】

Google「マイマップ」の活用

Googleマップは、海外旅行をする人がいちばんお世話になるスマホアプリの一つですから、その使い方を知らない人はあまりいないと思います。けれども、Googleマップの重要な機能の一つである「マイマップ」を海外旅行のツールとしてフルに使いこなしている人は少ないのではないでしょうか?ここでは、「マイマップ」が海外旅行プランの作成においていかに役立つツールかを、わかりやすく、かつ詳しくご紹介したいと思います。実際にパリを事例として作成した旅行用マイマップもお見せします。

Googleマップは、世界中の地域の地図を詳しく検索することができるので、通勤通学、お出かけ、ドライブ、ハイキングなどで活躍します。特定の場所を検索したり、その場所にある施設などを調べることができるだけではなく、目的地までのルートや所要時間を調べたり、「ストリートビュー」で周辺地域を立体的な写真で見ることもできます。以上の機能については、よく知られていますので、ここでは説明を省きます。海外旅行で事前に「旅行プラン」を立てるときに活躍するのは、これから説明する「マイマップ」です。

Googleマイマップを使うには、Googleのアカウントを登録していることが必要です。

1.マイマップの新規作成

Googleマップのページ(http://google.co.jp/maps/)を開いたら、まず自分のGoogleアカウントでログインします。すると、下のように、いまいる場所の地図が表示されます。

続いて、画面左上のマークをクリックします。すると、画面左にメニューがあらわれますので、「マイプレイス」をクリックします。

すると、下のように「マイプレイス」のメニューが表示されます。右の「マイマップ」をクリックすると、すでにマイマップを作成していれば、マイマップの一覧が表示されます。初めての場合は、下のように「地図はありません」と表示されます。

海外旅行に関するマイマップを作る場合は、「宿泊先のホテル周辺の地図」「旅行先で移動するルートの地図」「特定の観光スポット別の地図」「旅行日程別の観光地図」「現地のグルメマップ」「利用する交通機関、路線の地図」「ドライブやサイクリングのナビマップ」など、目的に応じたマップを複数つくっておくと便利です。それぞれを別のマイマップとして作成、登録しておけば、マイマップのリストから最適なマイマップを呼び出して、旅行先で活用することができます。

ここでは、一例として、私が実際に宿泊予定の、パリ6区「サンジェルマン・デ・プレ」のマイマップを作成してみたいと思います。

2.宿泊予定ホテル周辺のマイマップ作成

マイマップを作成するには、上の「マイプレイス」メニューの下にある「地図を作成」をクリックします。すると、下のように日本周辺の地図が表示され、左に「無題の地図」というメニューが表示されます。「無題の地図」に名前をつけましょう。「無題の地図」をクリックします。

すると、「地図のタイトルと説明を編集」というサブメニューが表示されますから、「地図タイトル」を「サン・ジェルマン・デ・プレ」に変更して保存します。

すると、新規マイマップの名称「サン・ジェルマン・デプレ」が表示された地図ができます。この状態では、まだ日本周辺地図のままです。目的地の地図を表示させるには、下図の検索ボックスに、サンジェルマン・デ・プレのフランス語名称を入れます。海外の地名の場合には、現地語で地名を入れると、適確な地図を表示させることが容易になります。この場合には、「Saint-Germain-des-Prés」とフランス語で入力します。

すると、下の図のように、検索ボックスの下に、いくつかの候補が表示されます。いちばん上の候補は、大通りの名称なので、2番目の候補をクリックしてみましょう。

すると、サンジェルマン・デ・プレ地区の中心にある広場がポイントで表示された地図に切り替わりました。

3.レイヤの作成

新規マイマップができたら、最初のすべきことは、「レイヤ」を作成することです。レイヤというのは、地図で表示したい施設、観光ポイント、移動ルートなどの「カテゴリー」のことです。たとえば、パリ観光の場合なら、「おすすめホテル」「レストラン」「カフェ」「パン屋、ケーキショップ」「デパート、スーパー」「観光スポット」「ウォーキングツアー」といったレイヤを作成し、地図上の該当地点をそれぞれのレイヤに登録しておくと、観光する上で非常に便利です。

デフォルトのマイマップには、「無題のレイヤ」だけが表示されています。これをクリックして、レイヤ名を「おすすめホテル(★★★★)」としましょう。今回のパリ旅行では、プチ贅沢な四つ星ホテルに泊まることにしました。予算は、1泊¥20,000〜¥25,000の範囲とします。

1つのマイマップあたりのレイヤの数は10までという制限がありますので、この範囲内に収まるように、新規レイヤを作成していきます。その仕方は、メニューの「レイヤを追加」を押すだけです。すると、「おすすめホテル」レイヤの下に再び「無題のレイヤ」が表示されますから、この文字をクリックして、「レストラン」と入力して保存します。

この作業を繰り返して、10個以内のレイヤを作成しておきます。私がつくったのは、「おすすめホテル」「レストラン」「カフェ」「パン&ケーキショップ」「デパート&スーパー」「その他のお店」「観光スポット」「ウォーキングツアー1〜3」の計10レイヤです。最後の「ウォーキングツアー」というのは、ミシュランの観光ガイドで紹介されているお薦めウォーキングツアーの散策ルートです。ミシュランでは電子書籍を発行しておらず、紙の書籍版しか入手できないので、マイマップに「手書きルート記入」メニューを利用してルートを作成しました。下の画像は、新規で計10このレイヤを作成したところです。まだレイヤの中身(具体的な地点)は入れていません。レイヤ名の左側のチェックを外すと、レイヤがたたまれて中身が見えなくなります必要なレイヤのポイントやルートだけ地図上に表示させることができるので 便利です。

4.行きたいスポットの検索、登録

次に、ホテル、レストランなどで行きたいところを住所で検索し、地図上でスポットとして登録し、レイヤーにも登録します。カテゴリーごとにわかりやすいように、アイコンと色を決めて、地図上でも検索しやすいようにします。最後のウォーキングツアーのルートは、地図作成メニューの「ラインやシェイプを追加」を使って作成します。このルートも好きなカラーで色分けしたり、太さを変えたりすることができます。各スポットには、説明や写真、動画を複数入れることができます。観光しながら、スポットをクリックして見ることによって、パリ観光がより実り豊かなものになることは間違いありません。

泊まりたいホテルの検索、登録

例として、まず「泊まりたいホテル」を検索し、レイヤに登録してみたいと思います。実際には、サンジェルマン・デプレ地区にある、おすすめの四つ星ホテルをネット上で探すのはかなり難しい作業です。Googleでキーワード検索しても、そこで表示されるホテルは、こちらの希望をすべて満たすものとは限らないからです。

私が使っている方法は、Booking.com、Expedia、Hotels.comなど代表的なホテル予約サイトで検索をかけ、その中からこれはと思うホテルを選ぶというものです。予約サイトなら、ホテルのロケーション、部屋やサービスの概要、料金、宿泊客の口コミなどを見ることができるので、比較検討には最適です。この場合、複数の予約サービスを使うのが肝心です。1つだと、どうしても選択に偏りが生じてしまうからです。

これはというホテルが見つかったら、そのホテルの公式サイトを探して、ホテルに関するさらに詳しい情報、公式サイトの宿泊料金をチェックします。予約サイトよりも公式サイトのほうが料金がお得な場合も少なくないからです。とくに、宿泊までの日数が短い場合は、キャンペーン割引価格を利用できることもあります。

さて、このような方法で、サンジェルマン・デプレ地区の四つ星ホテルで、これはと思うホテルを6つ選択してみました。これが決定版というわけではありませんが、私にとっては満足のいく条件を満たしているように思われます。

  1.  Le Relais Saint Germain
  2. Holiday Inn Paris Notre Dame
  3. Relais Medicis
  4. Hotel Odeon Saint-Germain des Prés
  5. Citadines Saint-Germain-des-Prés Paris
  6. Appartement Tour Eifel - Varenne 4

そこで、この6つのホテルをマイマップ上で検索し、レイヤに登録したいと思います。それには、マイマップの検索ボックスにホテル名を入れます。すると、候補の地名がいくつか表示されます。

6つの候補のうち、目的のホテルは一番上か一番下をクリックする出てくるように思われます。一番上の候補をクリックすると、下の画面のように、目的のホテルが地図上に表示されました。説明文の中に住所や公式ウェブサイトのURLが表示されていることから、間違いないでしょう。

そこで、あらかじめ「おすすめホテル」レイヤをクリックして選択状態にしておき、検索地点の「+地図に追加」をクリックしてすると、このホテルが「おすすめホテル」レイヤに追加登録されます。

これだけでもいいのですが、せっかくですから、ポインターのマークデザインを、ホテルにふさわしいアイコンに替えてみたいと思います。それには、地点ボックスの下にある 4つのアイコンの中から一番左のアイコンをクリックします。すると、ポインターのカラー、アイコンの候補リストが表示されます。ここになければ「他のアイコン」をクリックすると、数多くのアイコンが表示されますから、その中から対象にふさわしいアイコンを選択することができます。ここでは、ホテルにふさわしい「ベッド」のアイコンを選ぶことにします。

すると、「ホテル」レイヤのホテル名に紫のベッドマークがつき、地図上のポインターも同じアイコンに変わります。同じ方法で、残りの5つのホテルをマイマップで検索し、登録します。

ホテルに関する説明テキスト、画像(動画)の追加

マイマップのすばらしいところは、単に地図上に対象をポインタで表示するだけではなく、このポインタをクリックすると、ウィンドウがポップアップして、そのスポットに関する説明をテキストや画像、動画、ハイパーリンクなどで表示させることができる点にあります。ここでは、Le Relais Saint Germainについて、説明テキスト、写真、動画を追加してみたいと思います。

レイヤのホテル名をクリックすると、地図上にポップアップウィンドウが開きます。初期値では、ホテル名のほかに住所、ホテルのURLが表示されています。これに説明を追加したいときは、、メニューの鉛筆マーク(編集) をクリックします。すると、テキスト入力欄が表示されるので、ここにホテルの説明文を入れるといいでしょう。

さらに、Booking.com などのホテル予約サイトにあるホテル宿泊者の口コミを転載しておくと役に立つかもしれません。口コミは必ずしも信用できるものではありませんが、宿泊者の目線からみたホテルの評価を知ることができます。

テキストの説明に加えて、ホテルの写真や、ホテルに関するYouTube動画があればそれらを挿入することもできます。ウィンドウ右下の(カメラ)アイコンをクリックすると、写真や動画をウィンドウズに挿入することができます。

写真を読み込むと、マイマップのウィンドウズにアップロードされます。「保存」ボタンをクリックすれば、写真の挿入が終わります。YouTubeの動画をウィンドウズに挿入することもできます。YouTubeでホテル名を検索すると、2点の動画が見つかりました。このうちの一つをウィンドウズに挿入してみました。その方法は、さきほどと同じカメラマークをクリックし、画面右上の「その他」をクリックすると、YouTubeのURLというメニューが表示されます。これをクリックして、動画のURLを貼り付けると、ウィンドウズに動画を表示させることができます。

あとは、さきほどの写真と同じように、「保存」ボタンをクリックするだけです。

出来上がったマイマップは、次のように表示されます。ホテルのアイコンをクリックして、テキストの説明や写真、動画を確認してみてください。

ウォーキングツアーのルートを描く方法

マイマップでは、ホテルや」レストランなどのスポットを地図上で表示する他に、ウォーキングツアーのルート(散策路)を地図上に正確に描くこともできます。ミシュランのパリガイドブックには、区ごとに、おすすめのウォーキング・ツアーのルートをいくつか紹介しています。ミシュランのガイドは紙の本なので、これを見ながらマイマップにルートを描いていきます。使うツールは、マイマップ上部の「ラインやシェイプを追加」メニューです。

ウォーキングツアー1は、サンジェルマン・デプレ教会の前からスタートします。ここにカーソルをおき、教会横の通りを次の角でもう一度クリックします。

次に、カーソルを右方の角までもっていき、曲がり角でクリックします。このように、曲がり角に来るたびにマウスをクリックし、曲線の道では、きめ細かくマウスをクリックして、ルートを描いていきます。クリックしたところは、○印がついていますが、ルート表示モードにすると消えますので、心配いりません。

このようにして、終着点まで、ウォーキング・ルートを一気に描きます。最後はマウスをダブルクリックすると、描画が終わります。同時に、画面にルートの説明ウィンドウが開きますので、ルート名とルートの説明文を書き入れ、「保存」を押します。

続いて、ウィンドウ右下のアイコンをクリックして、ルートラインのカラーと太さを決めます。

ここでは、ラインのカラーを紫にし、やや太い線にしました。これで、ウォーキングツアーのルートをマイマップ上に描くことができました。

マーカーによるルート上のスポットの追加

続いて、ルートの主要スポットにマーカーを追加して、スポットに関する説明文や写真などをウィンドウに入れると、実際に歩いたときに、スポットに来たときクリックすることによって、その場所の説明を見ることができます。マイマップが一種のウォーキングナビのツールになってくれるでしょう。左サイドメニューの「ウォーキングツアー1」で「個別スタイル」をクリックし、

「続き番号」「名前」を選択しておきます。すると、ルート上に作成するスポット名に続き番号が自動的に振られます。ルート上で歩く順番にスポットをクリックして説明を読むことができるので便利です。ルート上にマーカーを入れるには、上部メニューの「マーカー」アイコンをクリックしておくと便利です。マウスでツアーの出発点をクリックすると、自動的に①の番号のついたアイコンが作られ、ウィンドウがポップアップするので、ここにスポット名と説明文、写真や動画などを入れることができます。

続いて、ルートに沿って主要なスポットや街路などをクリックして、通し番号のマーカーを作っていきます。終着点までに、10個のマーカーを作りました。これで、ウォーキングツアー1のルートが一応完成しました。マーカーは追加や削除することも可能です。

この地図をウェブ上のマイマップで示すと、下のようになっています。番号つきのマーカーをクリックすると、スポットの名称、説明テキスト、写真、動画をみることができます。

長期連載:デジタル・ツールで海外旅行をフルに楽しむ法(旅行前篇)

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最近ではネットのおかげで、自分で企画を立て、航空券やホテルの予約もオンラインのサイトで行い、お安く海外旅行を楽しむことができるようになりました。現地での小旅行やイベント参加も、かつてはパック旅行のオプションを選択するしかなかったのですが、今ではやはりネットで提供されている現地の添乗員同行ツアーを自分で申し込むことができますし、劇場のチケットなども、座席指定でオンライン予約することができます。ただ、こうした一連の準備作業は必ずしも簡単ではありませんし、きちんとしたドキュメントで整理、保存するのは容易ではありません。このブログでは、この「海外旅行プランをしっかりと管理するための情報収集、整理法」を、できるだけ詳しく、かつ分かりやすく紹介したいと思います。

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OneNoteのいいところは、さまざまなテーマでノートブックをつくり、「セクション」「ページ」「サブページ」という階層構造で情報を収集、整理、保存できることにあります。実際に「2020年パリ旅行」のOneNoteノートブックを作成していきましょう。最初に、このノートブックで収録すべき大項目を「セクションの追加」で作成しておきます。

3

Evernoteの魅力は、Webページの内容を、もとのサイトそのままにコピーできることにあります。OneNoteのように、ページ全体をクリップすると画像ファイルに変換してしまうという問題もありません。「パリ観光」という大きなタグの下に観光に関連したタグを並べ、それぞれと関連の深い、参考になるWebページを精選して取り込めば、書籍よりも新鮮で実用性の高い「Evernote版パリ観光ガイドブック」が出来上がるでしょう。

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WebページをEvernoteに取り込んで、自分だけの海外旅行ガイドブックを作るのは楽しいですが、クリッピングの作業が面倒な上、もとのWebページが更新されても、それを反映させることができません。そこでWebページを効率的にに収集し、容易にアクセスするためのツールとして、ブラウザのブックマークを編集して使う方法がおすすめです。

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ノートブックアプリOneNoteに、自分にとって必要なパリの情報だけを編集して「パリ・ガイドブック」というノートブックあるいはセクションを作って持っていけば、旅行中に大いに役立つのではないでしょうか。Kindle、honto、Koboなどの電子書籍は、好きな箇所だけをコピーして、OneNoteの好きな部分に「貼り付ける」ことが簡単にできますから、自分流「パリ観光ガイドブック」をOneNote上に簡単に作ることができます。

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本記事では、YouTubeの「再生リスト」機能を最大限に活用して、海外旅行の観光に関する好きな動画を、テーマ別に「再生リスト」として登録し、これをオフラインのOneNote、マイマップ、ブラウザのブックマークに階層メニュー方式で取り込む方法を、YouTube登録の段階から順を追って、わかりやすく紹介したいと思います。完成までしばらくお待ち下さい。

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海外旅行に役立つ最新ニュースや最新の現地情報は、登録したTwitterのタイムライン上に流れていますが、IFTTTというアプリを使えば、「お気に入り」(いいね!)に登録したTweetだけを、OneNoteのページに自動的に保存することができます。

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かつては、海外旅行のガイドというと、紙のガイドブックと地図を片手に歩きまわったものですが、今や多くの観光客はスマホやタブレットを片手に、アプリに入れた地図や路線図やグルメ・アプリ、美術館ガイドのアプリなどを見ながら、自由自在に観光を楽しむことができるようになっています。この記事では、「パリ観光」を例として、観光旅行を目一杯楽しむために役立つiPhoneやAndroidのスマホ・アプリと、その使い方を紹介したいと思います。

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