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2018年 ロンドン、パリ旅行 フォトエッセイ

警察に被害届け、ヴィクトリア&アルバート美術館、テート・ブリテン、ロンドン・アイ

警察への被害届け

この日は、警察への被害届けの提出から始まって、ヴィクトリア&アルバート美術館、テート・ブリテン鑑賞、ロンドン・アイまで、盛りだくさんの出来事があった。よく1日でこれだけのスケジュールをこなせたなと思う。 まず、前日の窃盗&詐欺被害の証拠をクレジットカード会社に提出する必要があったため、最寄りの警察署に被害届けを出すことが先決問題だった。ホテルのフロントに最寄りの警察を聞いたところ、Paddington Green Police Stationという警察署を紹介してくれた。さっそく、この警察署に出かけ、被害の状況を説明した。担当の警察官は、最初は私の言うことを真剣に聞いてはくれなかったが、私がiPadのGoogleマップで、事件の起きた場所と発生時間を詳しく説明すると、急に態度を変えて、奥に通してくれ、私の証言をもとに、30分くらいかけて詳細な被害証明書を作成してくれた。被害調書そのものはコンピュータに保管し、私には「Your Crime Information」という、被害証明カードをくれた。そこには、犯罪名として、「窃盗/詐欺」(Theft/Fraud)と明記されたいたので、一安心した。これで、今回の犯罪被害に関する警察のお墨付きの証明書をもらったわけだ。あとは、帰国後にこれをクレジットカード会社に渡せばいいだろう。

付記: 帰国後、クレジットカード会社にこの証明書を提出し、イギリスの警察に照会してもらった結果、窃盗/詐欺被害が認められ、被害の全額を補償していただけることになった。このことから、海外で犯罪の被害に遭ったときは、すぐに最寄りの警察に届け出て、詳しい被害証明書をつくってもらうことの重要性を改めて認識した。決して泣き寝入りはするまい、と感じた次第である。

ヴィクトリア&アルバート美術館の見学

やるだけのことはやったので、気をとり直して、通りで2階建バスに飛び乗った。幸いヴィクトリア&アルバート博物館行きだったので、午前中はここで過ごすことにした。いつものように、ロンドンの2階建てバスの2階先頭は空いていた。バスはハイドバープを右手に見ながら走り、やがて、ヴィクトリア&アルバート美術前に到着した。ヴィクトリア&アルバート博物館には、日本を含めて古今東西の秘宝が陳列されていて、見所が満載だった。しかも、入場無料。 美しい中庭には、大きな池があり、近所の子供達が水浴びをしている。なんともなごやかな風景がみられた。私は、木陰のベンチでレモネードを飲みながら、これをうっとりと眺めて、心の傷を癒やすのだった。

テート・ブリテンの見学

ヴィクトリア&アルバート美術館は、South kensingtonという、とてもおしゃれな街にある。東京でいえば、青山のような雰囲気があり、テラスのあるレストランで、住民が楽しげにランチをとっているのが印象的だった。

ロンドンのメトロ

ロンドンにいる2週間で、私はすっかりロンドンのメトロを乗りこなすことに成功しました。いまではスマホにメトロ路線図のアプリが入っているので、どの線に乗ったらいいか、迷わなくて済みます。アプリの中には、出発駅と到着駅を入れると、どこで乗り換えると何分で着くかを教えてくれるものもあります。私は入力が面倒なのと、オフラインで使いたいので、メトロの地図を拡大して、線(line)の色と名前を頼りに、どの線に乗って、どこで乗り換えたらいいかを車内でチェックしていました。ロンドンのメトロ(チューブTubeという)はWiFiが使えないのが非常に不便ですが、路線地図はスマホのアプリにオフラインで入れることができるので問題はありません。

South KensingtonからメトロのCircle Lineに乗り、VictoriaでVictoria Lineに乗り換えて一駅目のPimlicoで下車すると、徒歩約10分でテムズ川沿いテート・ブリテンという美術館に到着する。ここは、ナショナル・ギャラリーと同じく入場無料だが、イギリスの名画を多数収録していることで有名だ。なかでも、ターナー・コレクションとミレーの「オフィーリア」が有名。 あいにく、この日は「オフィーリア」が部屋の修復中のために見られず、ターナー・コレクションを見るにとどまった。「オフィーリア」鑑賞は、部屋がオープンする金曜日以降ということになった。ターナーは、ヴェネツィアの光を描いた絵とか、難破する船の絵などが有名だ。テートのコレクションは、大きな部屋に多数の大作が展示されていて、見応えがある。さすが、英国を代表する画家だけのことはある。

急遽、ロンドン・アイへ向かう

さて、ゆっくりとターナーの絵を鑑賞しようかと思っていたところへ、ママからLINEに連絡があり、いま子供達がグループツアーで近くのロンドン・アイに向かっているので、行ってくれないかとの連絡が入った。ちょうど、ホームステイ先といろいろとトラブルがあったりしたので、2人と直接会って話し合いたいと思っていたし、Googleマップで調べたところ、ロンドン・アイはテート・ブリテンから歩いてすぐのところだということがわかったので、私もすぐにロンドン・アイに向かうことにした。 テートを出て左の橋を渡り、ビッグ・ベンを望むテムズ川の南岸沿いの遊歩道をロンドン・アイをめざして急いだ。 ロンドン・アイに着いたのは午後3時前頃だっただろうか。しかし、ロンドン・アイは観光客で一杯。2人がどこにいるか、さっぱり分からない。困った。あいにくスマホで2人と連絡がとれない。 そこで、A君のママさんに、LINE電話でA君と連絡をとってもらい、現在位置をLINEで知らせてほしい、と頼んだ。ママさんはすぐにA君と連絡をとってくれ、A君からLINEに、現在位置から撮った写真の画像がアップされた。下の赤で囲んだ写真がそれだ。 この写真から得られる手がかりは、観覧車の他に、太くて白い5本のロープだけだ。私はとっさに、回りを見回し、それらしいロープがないか探してみた。それこそ、シャーロック・ホームズの心境だった。なにしろ、数分以内に発見しないと、2人と会えなくなるだろうと思われたからである。 そのとき、目の前に、垂直に伸びる5本のロープが目に入った。「これだ!!」と私は思い、そのロープの根元に走った。そして、まわりを見回したところ、10mくらい先のところに、行列を作っている2人を発見したのである。まさに、奇跡的な出会いとしかいえない、際どいタイミングだった。 こうして、私は無事に2人と合流することができた。グループのリーダーにお願いして、一緒に観覧車に乗せてもらうこともできた。その結果、予定にはなかった大観覧車からのテムズ川の絶景を鑑賞することができたし、また彼らとホストファミリーのことなどで、話し合ったり、指示を与えたりすることもできたのである。 London Eyeは、太くて丈夫な鉄製のパイプで、テムズ川に張り出した観覧車のホイールを支えているため、観覧車の中からは、真下にテムズ川が見える。実に迫力があり、30分の一回転の間にビッグベンやタワーブリッジなどを望むことができて、まさに絶景を堪能することができる。ロンドン一の観光スポットといわれるだけのことはある。

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